ひとりになることが怖い時、試してほしいこと【考え方】

人が集まる場面でなぜかいつも自分だけが馴染んでいない気がする。

 

仲良くなろうとしているのにいつの間にか自分以外の人たちが仲良くなっている。

 

クラス、職場で浮いている。

 

こんな時に、ひとりになってしまうことについて悩むことありますよね。

 

飲み会、同窓会、友達のグループの中、パーティ、何人かでお昼を食べる部屋、親戚の集まり、会社組織等……

 

人が集まる場所でこの悩みはついて回りますね。

 

私は、ひとりになるということを割と多く経験していると思います。

 

プライベートはひとりでいたいタイプですが、大勢の中でひとりは怖いと思ってしまいます。

 

ひとりになってしまうことについてあれこれと長年悩んできました。

 

ひとりでいることに対して周りの目が気になる時もあります。

 

そんなことを思うとまた辛いですよね。

 

もし同じように悩んでいる方がいたら…

 

今回は、私の場合の効果のあった考え方をまとめました。




ひとりがこわいと思う時に試してほしいこと

「ひとりがこわい」と思う自分には色々な事情があるということを、自分で分かってあげる。

ひとりがこわいと思うようになった理由は人それぞれです。

過去に負った心の傷がある。

疎外される経験をした。

身近に批判的な人、心配性な人、過干渉な人がいて、成長過程で自分をありのままにさらけ出し安心するという経験ができていなかった。

など。

 

原因が分からなくても何かしらあるんです。

 

それをまず自分が気付くことです。

「ひとり」を極度に恐れたりする方は、自分にはそれに見合うだけの事情があるのだと思ってください。

 

(何かは分からないけど)それ相応の事情があるんだなと知っておくだけでも違います。

 

ひとりになってしまう自分を必要以上に責めないために、有効です。

起こっている事実に意味をのせない

ひとりになるのは、こわいし、悲しいですね…

 

私はひとりになると、

 

私は寂しい人なんだ。

 

私は大切な存在ではないんだ。

 

私は社会的にダメな人だ。

 

私って友達いない人なんだ。

 

などと思っていました。

でも、ふと考えてみると、誰かにそう言われたわけではないんです。

 

(そう思われているかもしれないですけど、そこはいったん置いておきます)

 

実際は、ひとりでいるという事実があるだけでです。

 

寂しい人というわけでも、大切にされていない人というわけでもないんです。

 

ひとりでいることは、ひとりでいることに過ぎません。

 

だけど、上記のように他の意味をのせてしまいがちです。

 

ひとりがつらいと苦しかったら

ひとりでいるということに意味をのせすぎていないか

を考えてみてください。

 

もしのせているなと思ったら

事実だけを見る

意味をのせない

と意識する練習をしてみるといいと思います。

 

それでもぬぐえなかったら

今はそうでも、ずっとではない

と思ってみてください。

 

何事も諸行無情ですから。

 

私は時々自分に向かって声をかけています。

 

「ひとりでいるということに意味をのせすぎているんだよね。」と。

 

いい悪いをすぐに決めつけない。

 

意味をのせずに事実だけをみる。

 

すると、すこし冷静に周りを見ることができ、心がやわらぐかもしれません。

そこにいる本来の目的を思い出して、自分がしたいようにすればいい。

ひとりがこわいと思う時、

 

この場ではどう振る舞ったら正解なのだろう

 

どうしたら1人にならないだろう

 

ということを考えてしまっているかもしれません。

 

その場合、そこにいる本来の目的を思い出してみるといいと思います。

 

会社はお金を稼ぐところ。

 

学校は勉強するところ。

 

パーティは誰かや何かをお祝いするところ。

 

忘年会は「1年お疲れ様でした」とねぎらい合うところ。

 

その場にいるだけでいい、という目的もあるかもしれません。

 

目的が分からないと思ったら、

 

自分がここにいるのは、最初はどうしたかったからだろう?と思い出してみたり、

 

どうしたいのだろうと問いかけてみるといいかもしれません。

 

もしかしたら、ここにいるけど本当は来たくなかった、ということもあるかもしれません。

(それなら次はいっそ、来ないという選択をしてもいいかもです!)

 

ひとりだとしても、目的を達成できればいいのです。

 

達成が難しいものに関しては、目的に向かって動いているのならOK!です。

ひとりになってしまう自分を責めるのをやめる。

もしかしたら、

どうして自分はこうなんだ。
自分がつまらないからだ。
自分は他の人より頭が悪いのだからこうなって当然だ。
もっと積極的にならなくてはダメだ。
情けない。かっこわるい。

など、常に自分を責めているかもしれません。

 

それはたいへん辛いことだと思います。

 

だから、そんな自分を責めずに、むしろ

 

「いろいろと事情があるのにも関わらず、よくがんばっているな」

 

と自分をいたわってあげてほしいと思います。

 

それでも他の人との交流を求めて自分はがんばっているのですから…!涙

 

ひとりになってしまう自分を責めないであげてください。

 

そんなところもひとつの個性だからという目で、自分を見てあげてください。

 

ひとりはダメだと思わないでください。

 

自分はおかしいと思わないでください。

 

そんなあなたに好意をもっている人は、必ずいます!

自分にとって最も気持ちの良い程度の社交で生きていけばよいのであって、「ひとり」を好みがちな自分を「人間としておかしい」と思う必要もないのです。

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つらくて仕方なくて、心がしんどい時は、その場所から逃げ出すことも考える。

どうしても浮いてしまう、という時、その場所は自分には合っていないのかもしれません。

 

その空気感を作る人たちがいなくなる可能性が考えにくい。

 

もうずっと続いていることだから変わることはない。

 

その場に誰も頼れる人がいない。

 

上記のように、その場がつらくて仕方なかったら、逃げるのも手です。

 

心が壊れそうだと感じるぐらいだったら、ブレーキをかけるのだってアリです。

 

一時的なものだったら、場所から離れて、終わる頃にスーッと戻る。

 

無理して行っているのだったら、何かしら理由をつけて最初からもう行かないことにする。

 

群れている仲間の中だったら少しずつ距離をとる。

 

学校だったらお休みする。

 

会社だったら休職する、転職する、辞める。

 

勇気がいることだと思いますが、ひとつの手段として検討してみてください。

まとめ。ひとりになることがこわい時、心を落ち着けることをまず優先しよう。

  • 「ひとりがこわい」と思う自分には、色々な事情があるということを、自分が分かってあげる。
  • 起こっている事実に、意味をのせない。
  • そこにいる本来の目的を思い出して、自分がしたいようにすればいい。
  • ひとりになってしまう自分を責めるのをやめる。
  • つらくてしんどい時は、逃げ出すことも考える。

 

人が集まる場所でひとりを寂しく感じることは、どうしてもあることだと思います。

 

そんなふうに感じる自分のこと、責めないでください。

 

ご参考になれば幸いです。

 

少しでも心が軽くなったらいいなと思っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。




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