文章がうまくなりたいので、
レポートの書き方の本を読むこともあります。
世界情勢を見たり、
人生を生きていく中で、
その中で出会った本の中の言葉を、
今、かみしめています。
それは、
・人それぞれはもうやめよう
・自分の意見を根拠づけて主張する力をつけよう
というものです。
山口裕之(2021)
という本の最終章、
おわりに ―民主主義とレポート―
という章に書かれています。
「人それぞれ」は、一見いいように思うけれど・・・
「人それぞれ」と聞くと、
その人を尊重しているように
思っていました。
ですが、リスクもあるようです。
① 自己責任論に結び付きやすく、弱者切り捨てにつながりやすい。
② 一見相手を尊重すると見せかけて、相手の意見をよく聞かずに体よく切り捨てる言葉
③ 自分の意見を根拠づけて主張するという、骨の折れる作業をしないで済ませてしまう言葉
引用:山口裕之(2021),コピペと言われないレポートの書き方教室 3つのステップ 「おわりにー民主主義とレポート」より
このようなことがあるようです。
「人それぞれ」と対立するのは?
上記の本によると、
「人それぞれ」と対立するのは、
「自分の意見を根拠づけて主張する」
ことだと、述べています。
自分の意見を根拠づけて主張する能力を持たず、
市民同士で連帯することもできないのであれば、
「正しい意見」でなく「強者の意見」が
まかり通る社会になってしまう、
そうした社会は大多数の弱者にとって、
たいへん生きにくい社会だ
とも、述べています。
そんな社会、イヤだなと思いました・・・😥
自分の意見を根拠づけて主張する力をつける、意識をしよう
「人それぞれ」という言葉に
救われることもあるので、
全てにおいて
「人それぞれ」が良くないとは
思いません。
ですが、主張する時は出来るように、
自分の意見を根拠づけて主張する力について
意識していきたいと思います。
自分の意見を根拠づけて主張する力 については、
レポートを書くための指南書を読むと、
色々書いてあるので勉強になります。
コピペと言われないレポートの書き方教室 3つのステップ も、
おすすめの指南書です。
薄めの本なので手軽に読めます。
中身も読みやすかったです!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。