私は話すのが苦手です。
言いたいことがまとまっていない
あれもこれも必要と思って説明しすぎてしまう
結果話が長くなってしまう
こんなことに悩むことが多いです。
修飾語がつい何個もついてしまうんですよね…笑
最近読んだ本に、こんな私に合いそうなことが書いてありました。
それは
たとえ話を入れる
ということでした。
たとえ話を効果的に使えれば、短く話をまとめられ、相手にも伝わりやすくなるかも。
たとえ話を効果的に使えれば、一瞬にして強く相手に伝えられる
ここでもう1つだけプレゼン上手になるためのスパイスを加えておきます。
それは、すべらない話をするために「たとえ話」(比喩)を入れるということです。
たとえ話を入れることで、短い言葉でも一瞬にして強く相手に伝わります。
鈴木進介(2021), 仕事は1冊のノートで10倍差がつく(P219),明日香出版社
どういうことかというと、つぎの事例が挙げられていました。
次の2つの文章を比較してみましょう。
「先週の休みの日にオシャレに部屋の模様替えをしました。コーヒーを飲んだり読書をしやすくするために、家具を落ち着いた色目のものにして、長居したくなる雰囲気を工夫して作りました」
「先週の休みの日に、スターバックスコーヒーのようなインテリアに模様替えをしました」
どちらがイメージが湧きますか?
強く印象に残るでしょうか?
もちろん、聞き手がスターバックスコーヒーに行ったことがあることが前提ですが。
鈴木進介(2021), 仕事は1冊のノートで10倍差がつく(P221),明日香出版社
これを読んでなるほどと思いました。
「スターバックス」と伝えると一瞬でイメージが湧く気がします。
現状の私は、前者のような話し方をすることが多いです。
この例えの表現を取り入れて話してみたい!
そう思った次第です。
身近にいる話がうまいあの人も、たとえ話をよく使っていた
私は仕事で営業部に在籍しているのですが、まわりにいる営業担当は話が上手な人が多いんです。
なかでもたとえ話をよく使う人がいます。
説明すると長くなることを、キャッチ―な言葉やたとえ話に、すぐ変換してくれるんですよね。
聞いたこちらは「そうそうまさにそんな感じ!」とすぐに共感してしまいます。
そこからはそのキャッチ―な言葉やたとえ話がお互いの共通言語になります。
共通言語ができると話もスムーズに進むんです。
共通言語になる言葉はむずかしいものではありません。
例えば「ひみつのあだ名」や「渋滞」などでした。
営業担当のすごいワザだなと思います。
自分のボキャブラリーを増やすことも大事かな…
どうしたらたとえ話がうまくなれるかな
とはいえ、私は言葉もすぐに出てこないタイプ。
たとえ話のネタがすぐに出てくるわけではありません…
どうしたらうまくなれるかな。
やはり、日頃からのトレーニングが必要でした。
日ごろから表現を変換するクセをつけておく必要があります。
ノートを使って芸人のようにネタ帳を作り、ボキャブラリーを増やしつつ、自分の話す内容に自己添削をしていくのです。
鈴木進介(2021), 仕事は1冊のノートで10倍差がつく(P223),明日香出版社
シンプルにノートの真ん中にたての補助線を1本引いて左右2分割します。
左側には、難しい表現や長くてインパクトが弱い表現で、「ここはもっと強調したい」という部分を書き出します。
右側には「たとえ話に変換するなら?」と考え、たとえ話の変換候補をリストアップをしていきます。
---省略---
頭の中だけで考えても芸人でもない限りとっさには出てきませんので、日ごろからノートに書きだす習慣が本番ではものを言います。
鈴木進介(2021), 仕事は1冊のノートで10倍差がつく(P223-224),明日香出版社
日ごろからノートに書き出していくのが良さそうです。
自分はノートに色々書き留めるのが好きです。
特に悩みや思いを書いていました。
これからは、書く項目に表現を変換するネタも追加しよう。
同じノートを使って、表現を変換するネタを時々つけていこうかと考えています。
まとめ。日ごろから表現を変換するネタ帳をつけよう。
たとえ話を効果的に使えれば、一瞬にして強く相手に伝えられる
ここぞという時にたとえ話が出てくるようネタをストックするといい
そのためにはたとえ話のネタ帳をつくろう
こんなヒントをもらえました。
いつもつけているノート、さらに効果的に使えるようになるといいな。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。