夫婦べつべつの晩ごはんメニューを食べる日ができて、食のケンカが減った話。

夫とよくケンカをしています。

 

ケンカの原因のひとつに、食べものや食事に対する価値観の違いがありました。

 

食の好みの違いってなかなか埋まらないし、変えられないと思います。

 

そのためおたがいが自分の意見をゆずりにくく、ケンカになることが多かったんです。

 

普段もケンカしますが、例えば帰りが遅くなり「夜ご飯どうする？」みたいな時によくケンカしていました。

夫婦それぞれの食の特徴

それぞれの特徴をざっくりまとめてみました。

これらはケンカを重ねることで徐々にわかり、言語化できました。

 

言語化できて、お互いに伝え合い、理解できたという感じです。

 

ここまで来るのに時間がかかりました…

それまでの晩ごはん体制

それまで我が家は、晩ごはんを交代制で作っていました。

 

その日どんな食事になるかは作る人が決めること。

 

作ってもらう側は自分の希望がかなわなくてもおとなしく食べていたんです。

 

作ってもらっている身なので文句は言えない…という感じでした。

 

また前述したように、夜遅くに帰宅した時に困ったこともありました。

 

夫は腹が減って早く食べたいからカップラーメンでいいよと言います。

 

だけど私は何か作りたい、せめて野菜を使った一品を食べたいとか。

 

またある時は、テーブルにご飯が並びお互い席に着いた後、私がぬか漬けを切ることを忘れたことに気付きます。

 

「ぬか漬け切るから先に食べてて～」と夫に言うと、

 

夫は「もうご飯ができたんだから早く食べよう、今日はぬか漬けはあきらめろ」と言います。

 

少しずつそういうことが積み重なっておたがいストレスがたまっていんだろうと思います。

 

たまったストレスでケンカする、みたいな。

週に1日、自分で自分の晩ごはんを作る日をつくった

ある日、また食事のことでケンカになった時のこと。

 

投げやりな話し合いの結果、週に１日、自分で自分の晩ごはんを作る日を設定することになったんです。

 

通称「べつべつの日（べつべつに晩ごはんを食べる日）」と呼ぶことにしました。

 

これが思った以上に効果的でした。

 

食事でケンカすることが激減したんです。

一緒に暮らしていても別メニューを食べてもいいんだと気付いた

べつべつの日ができてから、あることに気付きました。

 

それは一緒に暮らしていても、

ということ。

 

夫のほうが特にしみじみとかみしめていました。

 

一緒に暮らしていてもこんな日があっていいんだと、おたがいがすこし自由になれた気がします。

 

ふたり一緒のものを一緒に食べなくてはって、なぜか思っていたんですね。

食べたいものを食べることが大事

べつべつの日、夫はとても楽しそうです笑

 

スーパーに必ず寄って「今日は何を食べようかな～」と商品を物色しています。

 

ちなみにある日のべつべつの日の夫のメニューは、

 

ちなみに私のメニューは

お互いの好みがよく出ています。

 

夫の好みからしたら、私の食べているメニューが晩ごはんに出ると、なんかちょっとテンション上がらないんだろうなと思います笑

 

夫の食事は偏っているように見えて不健康だと思うこともあるのですが、週1ならまあいいかと思っています。

 

夫本人も、自分のチョイスで食べ続けるのはまずいという意識はあるようですし。

 

何より夫がとても楽しそうです。

 

私自身も、自分の好きなメニューを自分のために作ることが楽しい。

 

たまには夜にパンが食べたかったり、ヨーグルトで済ませたりしたいこともあるからよかったです（夫はこんなメニューでは腹がふくれんと言うことでしょう）

 

べつべつの日は、出来上がった方から先に食べることにしています。

 

一緒のタイミングでは食べられませんが、ケンカばっかりの時より全然いいです！

 

食べたいものを食べるって大事なんだなと思いました。

我が家のかたちで食を楽しんでいこう

こんな感じで「べつべつの日」が定着した我が家です。

 

週1でしたが、けっこういいので、最近は状況によってべつべつの日の頻度が増えてきています。

 

おたがいの食べているものを見て「すこしちょうだい」となることもあります。

 

食べれるメニューが増えるという点でも楽しいです。

 

こんなふうに我が家の食のかたちが出来ていくのかなと思います。