自分の考えを、相手に「そうだよね」とか「分かる!」などと言ってもらえると嬉しいですよね。
分かってもらえたと思うと心がほっとすることも。
ですが分かってもらえない時もよくあります。
私自身、分かってもらえない時にモヤモヤ、イライラしてしまうことが多いです。
こんなとき少しでも心を落ち着けられたらいいな。
そう思って、普段からよく対処法について考えています。
そんな対処法についてまとめてみました。
前提。分かってもらえなくて「当たり前」なんでした。
まず…
大前提として、分かってもらえなくて、当たり前なんでした。
ここを今一度意識しておこうと思います。
世の中には、たくさんの色んな人がいます。
その人の気質、育ってきた環境、周りにいた人、歩んできた道、みんな違います。
だから、みんな違うのが大前提。
この大前提を特に忘れがちなのが、自分に近い人(家族・恋人・友達・同僚・上司etc)です。
どんなに近くて深い仲でも、自分を分かってもらうのは難しいです。
分かってもらえないことの方が自然なんです。
まずは「分かってもらえなくて当たり前なんだ」と普段から意識しておくことは大事だと思っています。
分かってもらえない時、自分がどう感じているのかを知っておく。
分かってもらいたい気持ちの奥にはどんな気持ちがあるか、分析するのも効果的でした。
自分の気持ちが分かると、分かってもらおうと求めすぎないでいられるからです。
私の場合は、
- 寂しい
- 悲しい
- いらつく
- むかつく
- 気に入らない
- 思いやりが感じられない
- 前に進めない
- 不安になる
- 自分に自信が持てない
などがありました。
意識していなかったけど、自分は人に色々求めていたんだな。
奥にある気持ちを知れたことで、自分の感情が分かりました。
自分の感情が分かるとそれにより心を落ち着けることができました。
分かってもらえなくても、自分がそう思っているのは事実なので間違いではない。
分かってもらおうと伝えても、相手の反応がいまいちな時があります。
時には否定されることもありますね。
そんな時ちょっとショックですよね。
だけどそこで折れなくていいわけです。
自分がそう思っているのは事実なので間違いではないのです。
誰かに認められなくても事実なのだから、事実として、自分の胸に刻めばいいのです。
自分で自分を認めるのが大事です。
分かってもらえなくてもへこむ必要は全くありません。
ここも今一度自分の意識としてしっかり持っておきたいポイントです。
どんなに話しても分かってもらえない時もある。
話せばわかるはずだ、という思いがあると、話していてもどかしくなりますよね。
分かってくれるはずという気持ちが大きいと、相手への怒りが大きくなりすぎてしまうということもあるそうです。
「人類みな兄弟、話せばわかるはず」という考えの方が、よっぽど暴力的だと僕は思う。
「わかってくれるはず」という期待は、それが裏切られたとき、怒りの矛先は信じられないぐらいに鋭くなる。
「話しても分かってもらえない時があるんだ」と引くことも時には必要だと思っています。
もし、それでも伝えたい時は、DESC法で伝えてみる、という方法もありです。
事情があってどうしても負けられない時は根拠立てた主張を試みるのもありです!
普段からできる伝えるための工夫。
それでも分かってもらいたい時もあります。
伝える際に色々工夫していることがあります。
分かってもらいたい人をしぼる
まずはその相手は自分にとってどんな相手か考えています。
もし「どうでもいい人」だったら。
あまり深く自分の思いは伝えないようにします。
自分の時間がもったいないですもんね。
そういう場合は「相手はそういう考えなのね。そういうこともあるんだ。」と受け流す。
まずは、自分が大事にしたいと思う人にのみ向き合ってみようと思います。
余力があれば、がんばってみるのもいいですね!
自分の意見の伝え方を研究する
伝え方が悪くて、分かってもらえない時もあると思います。
普段から、自分が話すとどんな雰囲気になるか、相手がどう反応するか、日々観察しています。
そして、それを取り入れて話し方をバージョンアップしていくことを目標にしています。
ちなみに私がよく言われることは、
- 話が長い
- 要点が分からない
- 話す速度が遅い
- 感情的なことを話すことが多い
などです…。
そのため気を付けているのは、
- 要点から話す。
- 修飾語をなるべく取る。
- 一人でながく話し過ぎずない。
- 会話のキャッチボールを意識する。
などです。
話し方の悪い点を指摘されると、その都度恥ずかしくなります…
でも、人の指摘は大事ですね。
毎回はできないんですが少しずつ。
思ったことをすぐに話さない
思ったことをすぐ言葉にしてしまう。
これ私はよくやりがちなんです。
すぐに口に出すと、たいてい後悔するので…笑
もっともなことだと思っても、一呼吸おいて言葉とタイミングを選ぶとよさそうです。
自分も冷静になれますしね。
相手が今話を聞ける状況なのか考える
相手が忙しい時や、疲れている時などは、話を聞く気持ちになりにくいです。
相手がどういう状況なのか、自分が話す前に、相手の様子を観察するのもいい感じです。
私は疲れて帰ってきた夫によくマシンガントークすることがありまして…
「今聞ける状況じゃない」と夫に注意され、気を付けるようになりました笑
自分を主語にして伝える
自分を主語にして伝えると、聞いた相手も責められると感じないので、割と冷静に聞いてくれる印象です。
例えば我が家の話です。
私がミニマリストになりたく日々頑張っているのですが、夫が片付け苦手で、なかなか部屋がきれいに保てません。
そんな時、
「(あなたは)どうして片付けてくれないの?!」と言うよりも、
「(私は)片付けてくれたら嬉しいな~」と言うように頑張っています。
とはいっても、腹がたつと、毎回こんな風には言えませんけどね笑
意識出来る時は、意識するとけっこう効果的だと思いました。
自分を分かってもらえない時の対処法、まとめ。
- 前提。分かってもらえなくて「当たり前」なんでした。
- 分かってもらえない時、自分がどう感じているのかを知っておく。
- 分かってもらえなくても、自分がそう思っているのは事実なので間違いではない。
- どんなに話しても分かってもらえない時がある。
- 分かってもらうために、伝える時に工夫をする。
以前は分かってもらえないと不安になることが多かったです。
だけど、経験を経て、分かり合えなくても心地よい人間関係は作れるんだと最近は思えるようになりました。
違う意見があったら、
「あなたはそう思うんだね。私はこう思う。じゃ、どうしよっか?」
と落としどころを考えていけばいいのだと感じます。
分かってもらえなくても自分の心を落ち着かせ、自分を大事にして、心地よく生きていきたい。
何か参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。